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きままな日常、思いつき、毒舌、言いたい放題・・・PCネタ、ガンダムネタが楽しいです。

「暴露:スノーデンが私に託したファイル」読了 [読書]

先週買った本、
「暴露:スノーデンが私に託したファイル」読み終わりました。
snowden.jpg
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国家安全保障局(NSA)と中央情報局(CIA)という合衆国の二大情報機関に在籍した
エドワード・スノーデンは、自身の運命と膨大な機密文書を著者に託した。
香港で密会した情報提供者の実像、そして文書の戦慄すべき全貌――。
一連の報道で英紙<ガーディアン>にピューリッツァー賞をもたらした当人がいま、
すべてを明かす。
≪数々の未公開機密文書で明らかになる驚愕の「諜報活動」の実像! ≫
・スパイソフトを埋め込んだ米国製PC、ルーター、サーバーが、日本を含む世界へ拡散
・外交スパイ活動は日本もターゲット。日本の国連代表部をはじめ、外交施設諜報先と全手口
・諜報機関と密接な、米通商代表部、農務省、財務省、商務省。対日本など経済スパイの実態。
・スパイ活動のノウハウは日本にも。NSAの活動資金提供国、額一覧。
・最終目標は世界中全ての情報収集。内部文書が示す、NSA長官の野望。
・顧客の通信・通話データを提出せよ。政府要請に応じた通信、IT企業名。
・もはやクラウド、SNSも諜報対象に。開発される収集プログラム。
・米国のあらゆる諜報活動を可能にする「外国諜報活動監視裁判所」とは。
・諜報能力はハイレベル、在日米軍・三沢安全保障作戦センター。
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アメリカ合衆国の国家安全保障局(NSA)が行っている諜報活動の暴露に関する本。
マイクロソフトやグーグルなど大手IT企業は、アメリカにあり、インターネットの通信もアメリカを通過する、その通信を無許可で傍受しまくっているNSA。
前半は、スノーデンとジャーナリストの接触と、暴露に至るまでで、個人的には、この本で面白いと感じたのは、この前半部分。
中盤は、NSAがどのような活動してきたかいろいろ書かれてるが、驚いたのは、シスコ社のネットワーク機器を出荷の途中で入手して、NSAが情報を取得できるようなバックドアを仕掛けている。
このことは、ニュースにもなってるし、シスコ社の機器を敬遠する動きがあり、受注減になっているようだ。
ITmedia
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1405/15/news096.html
日経BP
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140520/557922/
後半は、プライバシーに関する話題。
知らなかったとはいえ、アメリカの諜報機関の活動は恐ろしい。



暴露:スノーデンが私に託したファイル

暴露:スノーデンが私に託したファイル

  • 作者: グレン・グリーンウォルド
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/05/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




デル株式会社

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