SSブログ

きままな日常、思いつき、毒舌、言いたい放題・・・PCネタ、ガンダムネタが楽しいです。

名探偵の呪縛/東野圭吾 [読書]

名探偵の呪縛

名探偵の呪縛

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 文庫


-----
図書館を訪れた「私」は、いつの間にか別世界に迷い込み、探偵天下一になっていた。次々起こる怪事件。だが何かがおかしい。じつはそこは、「本格推理」という概念の存在しない街だったのだ。この街を作った者の正体は?そして街にかけられた呪いとは何なのか。『名探偵の掟』の主人公が長編で再登場。
-----
名探偵の天下一が登場。
殺人事件が起き、大河原警部も登場し長編となっている。

「名探偵の掟」は短編集で、いわゆる本格推理小説で使われる、密室殺人のトリック、人間消失などを否定していた。
「また、密室殺人ですか・・・」
「もう、誰も読まないですよ、そんなの」
と、名探偵が泣き言いながら展開し、面白さの中にも、安直な小説はダメだというメッセージがこめられてた。

今回読んだ「名探偵の呪縛」は、前作とは異なるので、おちゃらけは期待しないほうがよい。
前作の「名探偵の掟」で否定した密室殺人などのトリックを、天下一が解決しながら進行していくのだが、最終的には、作者の本格推理への思いというのが読み取れる。
「名探偵の掟」の後に読むことをオススメします。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 2

Betty

会社からお邪魔します^^

この作品もきになります~@@;
ハードカバーなのでしょうか?私は長編が好きなのでチェックチェックですよ~

今日、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」買ってきました☆
「変身」と悩みましたが↑買いましたよ♪
楽しみです(^▽^)ノ
by Betty (2006-06-26 12:35) 

じゅぴたー

Bettyさん
ハードカバーではなく、文庫本ですよ。
「名探偵の掟」のような、おちゃらけはありませんので、名探偵:天下一が登場しますが、ちょっと違った作品になってます。

「天使と悪魔」の感想を是非聞かせて欲しいです。
職場の人で、電車で移動中に熱中しすぎて、1駅降りるのを忘れてしまった方が、いたので熱中しすぎないようご注意ください(笑)
by じゅぴたー (2006-06-26 23:06) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。