放課後/東野圭吾

放課後

• 作者: 東野 圭吾
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 1988/07
• メディア: 文庫

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校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を2人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第2の殺人が……。乱歩賞受賞の青春推理。
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昨日から読み始めたのだが、今日読み終わってしまった。
出張で、移動時間が長かったせいかな？

本作は、東野圭吾氏のデビュー作。
少し前に「ダヴィンチコード」で有名な、ダン・ブラウン氏のデビュー作「Digital Fortress」(和訳の題名は「パズル・パレス」)を読んで、期待ハズレだったので、
有名な作家さんでもデビュー作はどうかなぁ～と思って読んだのだが、、、
東野圭吾氏の作品はそんなことなく、デビュー作もなかなかでした。

ストーリー展開もだるくなるような感じもなく、スイスイ進んでいく。
密室トリックや（自分には囮トリックすら分からなかったが）、ターゲットをぼかす偽装工作などは、なるほどなと思わされた。
唯一ここが弱いように感じたのが殺人の動機、ん～微妙と言った印象。
最後のオチというか、ラストは、どんな形になるのかは分からなかったが、なんとなくそこが絡んでくる、というのはある程度予想できていたのでそれほどの驚きはなし。
でも、読んでよかったという印象です。

今度は、「学生街の殺人」を読みます。

コメント 6

こんばんは。
ちょっと前にこの本を読んだのですが、やはり東野さんの最近の本と比べてしまうと動機がちょっとなと思いました。まあそれでもじゅうぶん楽しむことができました。
東野さんの本はあっさりと読めるのでいいですね～
by (2006-07-10 22:56) 

やすサン
確かに、最近の作品と比べてしまうと物足りなさを感じてしまいます。
が、デビュー作でこれだけ書けていたのがすごいなぁと思わされました。
また、読みやすさが今も変わっていないのが驚きです。
コメント＆トラックバックありがとうございました。
by じゅぴたー (2006-07-11 05:54) 

こんにちは＾＾
京極さんの作品を読んだ後にすぐ２作品を読破されたのにはビックリですよ～
この作品は以前読みました＾＾
やっぱりデビュー作は抑えておかないと～って感じですよね♪
読みやすさはありますが確かに物足りなさが残る作品ですよね＠＠；
by (2006-07-24 12:30) 

Bettyさん
デビュー作は、どの作家さんも微妙なんでしょうか。
若干の物足りなさを感じてしまいしました。
コメントありがとうございました。
返事遅くなってスイマセン。
by じゅぴたー (2006-07-27 21:17) 

犯人が解り満足していましたが、まさか最後にこんな結末が待っているなんて思いもしませんでした。すごく意外な結末で驚いたと同時に、こんな終わり方もあるんだぁと関心させられました。
次の東野圭吾さんの作品も是非読んでみたいと思いました。
by NO NAME (2007-03-08 21:45) 

NO NAMEサン
東野圭吾さんは、こういう作品も書くのか！と幅の広さに驚かされます。
まだまだ読んでいない作品があるので、読んでみようと思います。
by じゅぴたー (2007-03-09 20:14)