きままな日常、思いつき、毒舌、言いたい放題・・・PCネタ、ガンダムネタが楽しいです。
ノルウェイの森/村上春樹 [読書]
久しぶりに本を読みました。
しかも大分古い作品を。
村上春樹の「ノルウェイの森」です。
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暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
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読後の感想は、人によって好き嫌いが分かれる作品かと。
大分ストレートな性描写が数箇所あり、そういう表現を受け入れられない人には向いていないかもしれない。
でも、あえてそういう部分の表現を使うことによって、より登場人物の人間臭さや人間らしさとかを深く表現できているのかと思う。
当たり前のことなのだが、人と人は出会いがあり、別れがある。
その別れは、自分にとってどういう人だったかや、別れ方によって、その別れの辛さ、悲しさの度合いが違うのだと、思い知らされる。
失ってからその人の大切さ、自分が相手をどれだけ必要としていたのかがわかる。
失ってからでは遅すぎるのだけど。
改めて、人は失敗をして成長するものだと感じた作品。
いつもミステリばかり読んでいたので、たまにはこういう作品もいいなと。
さて、次は何を読もうか。
私は大好きです。
読み返したくなる一冊ですね~。
by てる。 (2007-07-07 01:01)
ビートルズが好きだった私は、タイトルに惹かれて内容も知らずにこの本を買いました。
私は面白かったと思います。
本棚で眠ってる本、また読もうかな・・・
by けやき (2007-07-07 09:18)
てるサン
私もよかったですよ。
恋愛小説という分類でしょうか。
いつもミステリばかり読んでいるのでは、新鮮でよかったです。
けやきサン
「ノルウェイの森」がビートルズの曲だというのを知らなかったんです。
なんでタイトルが「ノルウェイの森」なんだろうと。
読み進めていくうちに、なんとなく分った気がします。
by じゅぴたー (2007-07-07 16:19)