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「眠れぬ夜を抱いて」:野沢尚 読了 [読書]


眠れぬ夜を抱いて (幻冬舎文庫)

眠れぬ夜を抱いて (幻冬舎文庫)

  • 作者: 野沢 尚
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 文庫


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ひとつの町で連続して起こる一家失踪事件。平凡な主婦、中河悠子(33)は、その町の開発者でもある夫を助けるために独自に調査に乗り出していく。だがそれが悲劇の始まりだとは気づきもしなかった…。悠子までを巻き込んで展開する残酷な復讐の罠、罠、罠!果たして彼女は夫の嫌疑を晴らして真相に辿りつけるのか。
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序盤にマイアミで銀行強盗が起きるのですが、全く別の話に切り替わり関連が見いだせないまま物語が進んでいきます。
新幹線整備より、リゾート地から首都圏への通勤が可能になったことから地方での不動産開発を進める、中河欧太。
順調に不動産販売が進みだしたところで、リゾート開発地での一家失踪事件が。
しかも一家族だけではなく、二家族も失踪してしまう。
週刊誌にテレビなどマスコミが騒ぎたて、順調に見えた不動産販売は、窮地に。
ここで登場する、テレビ番組「ナイントゥテン」は、「破線のマリス」、「砦なき者」の舞台となるあの番組。
また、「リミット」についてもわずかながら触れられている。

なぜ、一家で失踪したのか?
中河欧太の妻、悠子がその失踪に疑問を持ち独自に調査をはじめていきます。
警察ですら見つけられないのに、ド素人が見つけられるのか?
と若干無理な展開の感じを受けます。

読み進めていくとそういうことなのかと、序盤のマイアミの銀行強盗からつながりが見えてきます。
野沢作品らしいといえばらしいのですが、なんとなく物足りなさを感じてしまいました。






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