「幻夜」：東野圭吾 読了

幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

• 作者: 東野 圭吾
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2007/03
• メディア: 文庫

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阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が
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700ページオーバでなかなかのボリュームでしたが、思ったより早く読み終わりました。
本作で主要な登場人物である、新海美冬、水原雅也の関係が、なんとなく「白夜行」での桐原亮司と唐沢雪穂を彷彿とさせます。
また加藤亘刑事が、新海美冬にまとわりつき、第3者からはわからない、協力者である水原雅也の存在に気づくなど、「白夜行」の笹垣潤三刑事のような感じです。
毎度のことながら、東野作品の長編は人物像が濃厚で非常に楽しめます。

webで本作について検索をすると、唐沢雪穂のその後が新海美冬であり、「幻夜」は「白夜行」の続編であるという解釈があるようですね。

次は・・・
何を読みましょうかね。

コメント 3

ミステリー小説好きです。
今シーズンのドラマ「新参者」見ました。東野圭吾の作なんですね。いろんな人間模様が繰り広げられるようで楽しみです。
by ありすりん (2010-04-20 10:03) 

「白夜行」はテレビドラマで観てました。山田孝之さんと綾瀬はるかさんでしたよね。で、シツコイ刑事が武田鉄矢さん。
「幻夜」と「白夜行」って同じ夜だし（苦笑）、ちょっと読んでみたいですね。
by かずっちゃ (2010-04-20 11:59) 

ありすりんサン
「新参者」は録画したのであとでみます。
原作は読んでいるので、加賀刑事の雰囲気が出ているか楽しみです。


かずっちゃサン
「白夜行」は原作は読んだのですが、ドラマは初回くらいしか見てません。
見ればよかったのですが、確か激忙しかった時で見れなかったような・・・・。
「幻夜」ボリュームはありますが、お勧めの1冊です。
by じゅぴたー (2010-04-20 20:18)