SSブログ

きままな日常、思いつき、毒舌、言いたい放題・・・PCネタ、ガンダムネタが楽しいです。

「硝子のハンマー」:読了 [読書]

「硝子のハンマー」読み終わりました。

硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)

硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)

  • 作者: 貴志 祐介
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 文庫


-----
日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。
-----
密室で起きた殺人事件の容疑者の弁護をすることになった青砥弁護士。
その事件現場が本当に密室だったのかを、破るべく調査の協力をすることになった、防犯コンサルタントの榎本。
なぜ被害者は殺害されなければならなかったのか、
容疑者の動機はなにか、
どのように殺人が行われたのか、
どれも決定的なものがなく、あらゆる可能性を探るところから、物語が始まります。
疑わしい要素1つ1つをつぶしていく過程で、披露される榎本の専門的な知識であったり、推論が面白いですね。
最後のトリックは絶対思いつかねーよ!というモノでしたが、非常に楽しめました。

ちなみに、この作品で登場する、防犯コンサルタントの榎本、弁護士の青砥がその後の作品「狐火の家」に登場します。
私は「狐火の家」のほうを先に読んでいたので、順番が逆でした。。。




nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 2

まっきー☆

順序が逆だったと気付いた時の、悔しさというか、空しさというか、情けなさというか・・・。( ̄ω ̄;) よくわかります。
by まっきー☆ (2012-06-27 20:21) 

じゅぴたー

まっきー☆サン
やってしまったというカンジです。
まぁたまにはしょうがないかなぁと。
by じゅぴたー (2012-06-27 22:45) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。